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導入事例紹介

神奈川県の製造会社様での4トンタグノバのトライアル使用事例

計測概要

  1. 計測期間: 2023 年 3月 20日 ~ 2023年 4月 28日
  2. 業種:製造会社 
  3. 場所:神奈川県
  4. 搭載フォークリフト: トヨタ 4CBTK4
  5. 鉛バッテリー: VSIL220ML 220Ah 48V
  6. リチウムイオン電池容量:  280Ah 48V
  7. 急速充電器 48V150A

稼働状況の集計

  1. 稼働時間 ~ 最大 8.0時間稼働

バッテリー残量推移

  1. 最大74%まで放電しています。

充電電流

放電電流

電圧の推移

  1. 50V程度で推移しています。
  2. 電圧低下がないので、出力低下もありません。
  3. 充電完了時のみ53V程度まで上昇しています。
  4. 過充電にもなっていません。安全です。

セルごとの電圧

セルごとの温度

  1. 充電中に最高31℃までセルの温度が上昇しています。許容値は50℃ですので余裕があります。
  2. 14℃まで電池の温度が低下しています。許容値は-25℃ですので十分な余裕があります。

検証結果

  1. 目的 ~ 2直稼働時にリチウムイオンバッテリーに交換することで、バッテリー交換なしで運用可能化の検証
  2. 結果 ~ 連続稼働で最大280Ahの20%程度放電しています。280Ah×20%=56Ah
         これを1時間の休憩時間で充電満了できれば、2直稼働可能になります。
         【リチウムの場合】
         急速充電器を使用すると140アンペアで充電するので、24分で充電完了します。
         鉛用の充電器での充電トライアルが必要です。
         【鉛バッテリーの場合】
         56Ah÷30アンペア(想定で検証必要)=1.9時間程度 となりますので、2直稼働するとだんだん電池残量が減っていきます。
         1日で26Ah×4回=104Ah減少しますので。純正の216Ahの電池では2日間で電池残量がなくなります。
  3. 結論としてリチウムイオンバッテリーに交換が必要です。