048-749-1517
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導入事例紹介

導入した製函工場の他工場でのトライアル

計測概要

  1. 計測期間: 2021 年 5 月 11 日~ 2021 年 5 月 27 日
  2. 業種:製造業
  3. 場所:埼玉県
  4. 搭載フォークリフト:7FB15
  5. 鉛バッテリー:485Ah 48V
  6. リチウムイオン電池容量:560Ah 48V

稼働状況の集計

  1. 最大稼働時間 ~ 7.0時間 (5/14)
  2. 稼働時間に対して充電時間が長い特徴がある運用です。

充電残量(%)の推移

  1. 他の工場に比べて、フォークリフトが停止している時間が少なく、途中充電しても、バッテリー残量が低下していきます。
  2. 鉛バッテリー(485Ah)で運用すると、連続稼働可能時間が短くなり、予備バッテリーのない環境だと充電しているフォークリフトが多くなります。
  3. また、連続高密度稼働するので、鉛バッテリーに負荷がかかり、寿命は短くなる運用です。

稼働状況

  1. 5/14の詳細な稼働状況です。
  2. 稼働時間~7.0時間、充電時間~1.3時間、アイドル時間~15.7時間
  3. アイドル時間の一部を充電にあてれば、十分24時間稼働可能です。
  1. 稼働していない時間を、充電に充てると、下のバッテリー残量イメージになります。
  2. バッテリー残量が、減らないことが見て取れます。
  3. 急速充電器置き場などの工夫が必要になります。フォークリフト台数が減らせれば、十分場所は確保可能と考えます。

充電電流

  1. 急速充電器は125アンペアでの充電

放電電流

セル温度

メリット~寿命とコスト

  1. リチウムイオンバッテリーで1台で24時間稼働することにより、フォークリフトの台数を50%削減できます。
  2. リチウムイオンバッテリーの寿命が長いことにより、下記の通り、70%以上1年当りのコストを削減できます。
  3. 鉛バッテリー2台分かどうしますので、リチウムイオンバッテリーの寿命は8年程度になります。
  4. 補水作業費用や精製水のコストも削減できます。