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導入事例紹介

24時間稼働のメーカー倉庫での1.5トンリーチトライアル

計測概要

  1. 計測期間: 2021 年 8月 20日 ~ 2021年 8月 22日
  2. 業種:メーカー倉庫 24時間稼働
  3. 場所:
  4. 搭載フォークリフト: FBR15-75B ニチユ
  5. 鉛バッテリー:VGI370 370Ah 48V 予備バッテリーなし
  6. リチウムイオン電池容量:280Ah 48V
  7. 急速充電器使用

稼働状況の集計

  1. 稼働時間 ~ 最大 10.4 時間稼働

8月20日~8月22日のバッテリー残量推移

充電電流

  1. 急速充電器は140アンペアでの充電

放電電流

  1. 下のグラフがより詳細に見たグラフです。200アンペア以上出力しています。
  2. 鉛バッテリー370Ahには負荷が高い使用方法です。

詳細

電圧の推移

  1. 50V程度で推移しています。
  2. 電圧低下がないので、出力低下もありません。
  3. 充電完了時のみ52V程度まで上昇しています。
  4. 過充電にもなっていません。安全です。

セルごとの電圧

セルごとの温度

2021年8月23日~29日の集計

稼働状況

  1. 8月28日が最大12.2時間の稼働です。
  2. 充電時間が1.3時間です。
  3. 8/28 0時~バッテリー残量=93% 24時~バッテリー残量=91%ですので、ほぼ同じバッテリー残量です。
  4. 12.2時間の稼働をするのに、1.3時間の充電時間が必要ということになります。
  5. 1日最大21.5時間稼働が可能な計算になります。

バッテリー残量

充電電流

充電電流(詳細)

  1. 回生ブレーキの充電電流が、他の会社に比べて、非常に大きい(最大100アンペア)なことが特徴です。
  2. これも充電に活用しています。

放電電流

放電電流(詳細)

  1. 瞬間最大~170アンペア出力しています。

バッテリー全体の電圧

  1. 放電中は50Vで安定しています。
  2. 充電して完了間際は54Vまで上昇して、充電が終了します。

バッテリーセルの温度

  1. 充電終了時は48℃まで上昇しています。
  2. 放電時は35℃程度です。体温より低く、オペレーターにとっては夏は快適です。冬は暖房が割にはなりませんが。。。

セルの電圧

  1. 充電完了時は3.5Vまで上昇しています。

8/21~9/8の稼働状況

バッテリー残量

充電電流

放電電流

8月28日 12.1時間稼働詳細

費用対効果

  1. 1年当りのバッテリー購入コストは70%削減 (定価比較)
  2. 電気代20~30%オフ それに伴い、フォークリフト運用のCO2削減
  3. 精製水、補水費用がなくなる。
  4. 補水不足によるバッテリー劣化のリスクがなくなる。