導入事例紹介
鋼材原料運搬用途の7FB25で560Ahリチウムトライアル
計測概要
- 計測期間: 2022年 2月 1日 ~ 2022年 2月 4日
- 業種: 鋼材原料運搬
- 場所: 千葉県
- 搭載フォークリフト トヨタ 7FB25 カウンター式フォークリフト 2017年12月製でバッテリー交換時期
- 鉛バッテリー:VGD565 5650Ah 48V
- リチウムイオン電池容量:560Ah 48V
- 急速充電器 150A仕様
稼働状況の集計
- 稼働時間 2月3日 4.0時間稼働
バッテリー残量
- 最大46%(2/3)まで放電しています。
- 稼働していない時間が結構ありますので、途中1時間程度充電できれば280Ahの容量で十分です。
- 80~100アンペアで充電していますので、1時間で100Ah(560Ahの18%相当です)
- 4時間稼働して、1時間途中充電すると最終のバッテリー残量は64%となり、280Ahでも28%残量が残る計算になります。
充電電流
- 90アンペア程度で充電しています。
放電電流
- 放電電流は200アンペア(平均表示)出ており、かなりの高出力です。
セルの温度
問題ありません。
セルごとの電圧
問題ありません。
トータル電圧
費用対効果(対鉛バッテリー比較)
- 安くて長持ちの280Ahリチウムへの交換をお勧めします。
- あと15年程度フォークリフトを使用する計画でしたら、560Ahが最適です。
- 高出力での使用のために、鉛バッテリーの劣化を早めています。
- リチウムイオンバッテリーは高出力に強いので、更に寿命は延びる可能性があります。
- コスト削減になり、補水も必要なく、電気使用量も20~30%削減できます。