導入事例紹介
神奈川県の製造会社様での3トンリーチでの使用事例
計測概要
- 計測期間: 2021 年 8月 23日 ~ 2021年 8月 28日
- 業種:製造業会社様
- 場所:神奈川県
- 搭載フォークリフト: U02F30 日産 3トン リーチ 金型など重量物を運搬
- 鉛バッテリー:VGI370 370Ah 48V 予備バッテリーなし
- リチウムイオン電池容量:280Ah 48V
稼働状況の集計
- 稼働時間 ~ 最大 7.1 時間稼働
8月23日~8月28日のバッテリー残量推移
- 毎日280Ah容量の60%程度を使用しています。
- 途中追加充電はしていません。
充電電流
- 40~50アンペアでの充電
放電電流
- 2トン以上の金型を運搬するために、平均すると130アンペア程度ですが、瞬間的には280アンペアを使用しています。
- 280Ahのリチウムイオンバッテリーの出力上限設定上限280アンペアで使用されています。
- 鉛バッテリー370Ahには負荷が高い使用方法です。
8月30日の詳細放電電流です。331アンペアまで出力しています。
鉛バッテリーでは1時間率の放電は厳しい環境です。
リチウムイオンバッテリーは60秒までは560アンペアまで放電できますが、他の場所が壊れないか心配!放電電流を制限したほうがよいかもしれません。
電圧の推移
- 50V程度で推移しています。
- 電圧低下がないので、出力低下もありません。
- 充電完了時のみ52V程度まで上昇しています。
- 過充電にもなっていません。安全です。
セルごとの電圧
セルごとの温度
- 充電終了時には40℃近くまで上がります。
- 放電時には34℃程度ですので、夏でも体温(36℃)以下の温度で推移しています。
- オペレーターにとっては至極!